楽天市場の利用にあたり、 専用のメールアドレスを用意し商品等を購入していました。ある時、そこに幾つかの出会い系からの迷惑メールが。そして、な、なんと、その内の一つに、実名が入っているではありませんか。都道府県名を限定しているものもあります。
自前の独自ドメインを利用し、専用アドレスを作っているのでフリーのメルアドと違いランダムに組み合わせられて送信された可能性は極めて低く、楽天関係から漏洩している可能性が高いと考えられます。
そして、名前だけでなく、住所や電話番号等も漏れて?流されて?いるのでは? コワイ!
09年5月初旬からスパムが来始め、楽天の個人情報に関する相談窓口に問い合わせても、ちっとも親身には取り合ってもらえず、言うに事欠いて「送信元に問い合わせたり、他の専門機関に相談したらとか」と。
09年6月5日読売新聞社の報道で『楽天、出店企業に顧客情報...中止表明後も1件10円で』なんて言うのもあった。今回の問題を裏打ちするような記事だ。
楽天は、楽天市場のトップページでもイイワケを必死で記載しているようだが・・・この事件のイイワケ以外にもいろいろやらかしているようで、とても忙しそうです。
報道の件に関しては「セキュリティーに関しては細心の注意を払っております」とか締めくくっているが、それでコレってかって感じだ。
6/21 追記
な、なんと、読売新聞webの記事が削除されました。
楽天は、根も葉もない記事だと記者の実名まで上げ記事掲載を避難しているようだ。事実誤認として火消しに躍起。それよりも「愛されない理由」を見つめ直した方がより良いかも。
どのように決着がつくかは注視の必要だが、看板ばかり気にして顧客サポートはおろそかそして、不誠実さが更に浮き彫りになった感は拭えない。
(以下、読売新聞記事抜粋引用)
インターネットのショッピングサイト「楽天市場」を運営する楽天(東京都品川区)が、上新電機(大阪市)を含む複数の出店企業に商品購入者などのクレジットカード番号とメールアドレスを1件10円で提供していたことが5日、わかった。楽天は「個人データ提供は規約で説明しており問題ない」としているが、2005年に顧客情報が大量に流出した事件を受け、カード番号とメールアドレスを企業に提供しない方針を発表しており、利用者から「約束違反」「情報流出が不安」などの声が出ている。
その後 -8/11 追記
「楽天の個人情報窓口に問い合わせをしてみた件」のその後です。こちらの状況の確認も無く、無責任な応対で業を煮やし、消費者センターに知恵を拝借することとなりました。最初の問い合わせから、3ヶ月弱の時間も経ち納得のいく結果とは言えないまでも、一段落した事を受けて、どういうことだったかまとめてみました。
実際の楽天とのやりとりのメールや消費者センターの対応等、今回の一連の流れをまとめています。
楽天へ問い合わせ、 公的機関への相談?、 楽天サポートに再度確認、 消費者センターとの会話、 楽天からの謝罪メール、 消費者センター事後調査
関連記事 -gigazine.net
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090527_rakuten_csv/
ひどいですね。スパム業者に問い合わせろってことでしょうか?